注文住宅は事前の調査が肝心

注文住宅にするならやるべき3つのこと

自分たちにあった理想の家を作るための注文住宅。家族で話し合い自分たちにあった注文住宅を作るためにはどんな事をするべきなのかご紹介します。
【具体的に予算を計画する】頭金を含め、ローンを支払う期間を考えましょう。将来どんなライフプランなのか、どの程度今後貯蓄していくのかを明確にしておくとよいでしょう。
【家族の希望をまとめる】地域が名古屋と決まっているのであれば、名古屋のどのあたりが家族にとって便利なのか。駅が近い家なのかや庭が広いか、さらに家事の同線をどうしたいのかなど、最低限の希望をまずまとめることも大事です。その際要望は紙に書いて忘れないように保管しておきましょう。
【依頼先を決定する】家のイメージができたら、実際に家を建ててもらう工務店を探しましょう。まずは、名古屋で有名なモデルハウスを訪れたり、住宅見学会などに参加することで、さらに具体的にイメージできるでしょう。また、業者によって出来る工事や、こだわりの部分が違うので、自分たちにあった業者へ依頼しましょう。
【注意するべき点】ハウスメーカーや工務店の見学をして、強引な勧誘がある場合は流されず、いくつか見てから決めましょう。どこのモデルハウスもオプションでついているものもあるので、自分達にあった予算でできる家を見極めましょう。

注文住宅のこだわりは「ないと困るもの」を優先に

注文住宅というと、「間取りは4LDK以上」「キッチンは対面式」「トイレは各階設置」などいろいろなこだわりが出てくると思います。名古屋は狭い土地も多く、「限られたスペースを活かした間取りにしたい」というこだわりではなく、必要条件の様なものもあると思います。ですが、細部にこだわりすぎるとそれだけお金がかかってしまうのも事実です。機能性だけでなくデザインにもこだわりだすとその金額はまさに青天井となり、坪あたり200万円超という事にもあり得ます。
そうならないためにも、「欲しいもの」ではなく「ないと困るもの」を選ぶように考えるようにしましょう。長い間生活をする上で、その設備がないと不便なものを優先的に選ぶようにすれば、最低限の住宅スペックやコストが見えてくると思います。その上でこだわりのポイントを追加していくようにすれば、予算内での注文住宅が実現できるとことでしょう。
理想通りの家を建てるのが注文住宅のメリットですが、生活はむしろ家が建ってからが始まりです。家を建てるのにお金を使いすぎて、日々の生活が困窮するとなってしまっては元も子もありません。注文住宅を建てるという決断をするのであれば、その後の生活も見越したうえでの予算管理とそれを実現できる設計計画を行うことが重要であると覚えておきましょう。